2017年8月16日水曜日

船橋市南本町44の風景

E-MOTIVEの「Look At The Sky EP」が
beatportで先行配信中なので、
引き続き、宜しくお願い致します。
さて、昨年、船橋新地の風景を紹介したとき、
本当はもう少し足を伸ばしたかった場所が。




















それが、地図で見ると赤い枠の部分、
千葉県船橋市南本町44という場所。
なんのことか分からないですよね、きっと。
戦争の末期、東京都から疎開した人が暮らす浜、
都疎浜(とそはま:詳細はNHKのこのアーカイヴから
と名付けられた場所の一部でもあります。




















まず、写真を見てもらえば分かる通り、
バラック小屋が並ぶ再開発地域です。
水門まで続く川沿いに、
昔は、ズラっと連なっていたようですが、
船橋駅から来た際の目印となる、
タクシー会社、船橋交通の横側が、
もう、こんな風に整備されています。




















そもそも、ここに興味を持ち来たかったのは、
バラックやトタンではなく、
この中に、あったイタリアンを食べさせる
居酒屋が2012年にオープンし、
僕の仲間内でかなり話題になっていたんです。
その場所が、こちらなんですが...




















ハイ、もう営業していなく、完全に廃墟。
本場イタリアで修業をしたシェフが、
ボロすぎる居酒屋で営業、というワード、
気になっていたのですが、遅すぎました。
冷蔵庫など確認できますが、もっと寄った写真。




















ちなみに、川沿いがどういう風景か、
空から見た分かりやすい全体図がこちら
川沿いから離れた場所にも少しだけ、
まだトタンの民家も残っていたります。




















三田浜楽園があった場所に聳え立つ
高層マンションや、NTTの塔との
コントラストに深い味わいがあります。




















さて、帰り際、すぐ近くにある有名な
大正10年創業の割烹旅館玉川も確認。




















ついでに、西向き地蔵も立ち寄り。
旧船橋宿の入り口で、かつては罪人の
仕置場(処刑場)と言われています。
ちなみに名前の由来は、地蔵尊像、
阿弥陀仏如来像、聖観音像が
全て西側に向いていることから。




















ちなみに、古いブログにも載せた山清酒店、
今は角打ち営業をやめていたので明かします。
また、船橋駅周辺の都市再生整備計画で、
JRと京成の裏を結ぶ3・4・11号線が出来、
車はまだ通れないものの歩行するには便利に。
そして、今回の場所から京葉道路を超え、
京葉線近くまで行くと、昨年閉店した
クレインというTVでもよく取り上げられていた
デカ盛りで有名なお店もありました。
本当に、時が経つのは早いし残酷ですね。