PANTELIS ASPRIDIS「Night Flight」は
さて、今週は古典酒場WEEKとして
攻めたいと思います。まずは大阪。
ディープ・ゾーンである西成の中でも
群を抜いて最強(狂)な居酒屋さんを。
片方シャッターが降り、普通であれば
営業していないと素通りするところ、
よく見たらビニシーの奥から光が漏れ、
年中無休を知っているので迷わず入店。
店内は雑多を通り越してある意味カオス。
飲友も気分が上がります。カウンターが
いっぱいだったので、テーブル席に鎮座。
ただし、狭いので僕だけ隅のカウンターに。
ツッコミどころ満載の店内を見ながら
ビール・大瓶(460円)にて乾杯します。
大将名物の栓抜きも体験し、酒の肴を。
値段がおかしい。この空間だけ異世界!?
僕らが入店した際にいたお客さんらの
手元に順次食事が供されたことから
時間がかかりだろうと読み、2品を注文。
何軒もハシゴしたあとなので、横にある
ストーブ&ヤカンに気を付けつつ待ち。
音楽系の告知が多いことからお客さんの
層が幅広いことを感じます。ちなみに、
このお店、Wi-Fiのパスも明記された紙が
貼られていて驚き(探せる人は宝探し)。
ハエ取り紙が昭和感を演出しています。
食事にまだ時間がかかりそうで2本目。
チビチビ飲りつつ、トイレを使用した際、
お店の奥に行くとゴミ屋敷な風景が!!
30分経って1品目、オムソバ(300円)。
値段からは想像出来ないクオリティです。
店内の見渡すと、アダルトなコーナーも。
DVDが置かれたり、謎は深まるばかり。
途中、ビールをもう1本追加し、ようやく、
イカ焼き・大(200円)が到着しました。
外のテントに、“いか焼 たこ焼”と書かれ、
最初から頼もうと思っていた品が・・・
注文して粉から作り始める手間を経て、
1時間してから到着。ゆったり時間を過ごせ、
逆に良かったです。混んでいた店内も
落ち着き、以前いた猫のことを伺うと、
昨年の12月に亡くなったそうです(泣)。
お会計は1880円。後世に残したい名(迷)店。