2020年5月20日水曜日

ロケで著名な絶メシ大衆食堂

絶メシなお店は、古典酒場と斉しく
定期確認をしていないと常に存亡の機が。




















ということで、数多くのドラマや映画で
お馴染みの、1932(昭和7)年創業、
現在は3代目が腕を振るう大衆食堂です。




















もう、セットを組まなくても使える、
在りし日の昭和の風景がそのままここに。




















自分でカスタマイズする定食がメインで、
ご飯と味噌汁(豚汁は+100円)を基本に、
そこに魚に野菜を追加するという形で
お好みの定食が出来上がりという訳です。
ですが、こちとら昔から定食屋さんで
おかずをつまみに飲むのが常套手段。
こちらも朝から呑める貴重な場を兼任。
まず、日本酒(400円)を常温にて注文。




















サービスで供された柿の種が嬉しい。
さて、ツマミを探しにショーケースへ。
戦前、戦中、戦後と続いたお店なので、
東京都指定民生食堂、という時代の証も。
こちらも快く撮影許諾いただき感謝です。




















まず選んだのは、たけのこの煮物(200円)。




















もう1品は、わらびの煮物(200円)を選択。




















店名から千葉出身なのかもと想起しがちですが、
千葉出身で食堂をやっていた人から引き継ぎ、
元々は広島の出身だそう。が、2代目が亡くなり、
約1年間休業していたので心配されたのですが、
現在は2代目の女将さんと3代目の息子さんとで
時代を引き継いでくれております(有り難や)。




















優しい女将さんは、僕が飲んでいるとき、
そっと『ワカコ酒』のポスト・カードを
テーブルに置き(このお店も出ています)、
すぐさま定位置のテーブルに座られていました。
休憩がてらの立ち寄りなので合計800円。
文化遺産としてずっと残って欲しいお店です。