個人的に馴染み深いエリア、北九州の小倉、
僕が住んでいた頃にあった駅前のそごうは、
その後、玉屋、伊勢丹らに入れ替わるなどし
時代の変遷を感じますが、変わらずに存在、
商売を続けている文化遺産を今回は紹介します。
リョーユーのパンという文字を見ただけで
帰ってきた感があります。そして、嬉しい
「朝から晩までカクウチヤッテマス」の文言。
そう、朝9時からのザ・昭和な角打ち処です。
奥にテーブル席があり、地元の人の寄り合い場。
ポスターがいい味を出していて、中には何故か
『エマニエル夫人』も混ざっております(笑)。
頭上のミラーボールも不思議に思いながら
席に座って入口を振り返ると雑多感凄し!!
まず、サッポロ黒ラベル・大瓶(385円)を
取り出して軽く乾杯。朝のビールが沁みます。
ちなみに、グラスはセルフなので自宅感が増大。
さて、ツマミは簡素な乾き物に、カップ麺、
なんてものもありますが、他におでんも発見。
が、最初に選んだのは、キュウリ漬物(60円)。
と、角打ちの王道、茹で玉子(60円)を2つ。
こういう石油ストーブも味がありますが、
これってもしかしてカップ麺やお湯割り用?
お会計はその都度。人の良さそうな店主は
寡黙でこちらに適度な距離感で放ってくれて
文化遺産をゆるく体験することが出来ました。