2020年11月19日木曜日

看板に残る民生食堂の文字

19BOX RECORDINGSの19BOX182、

PANTELIS ASPRIDIS「Floating Flames」は

引き続きbeatportにて先行配信中です。

さて、以前、民生食堂の名残を留める食堂を

紹介しましたが、その流れでこちらも。

お店の位置する前の道路が、特定整備路線に

指定され、東京都による拡幅整備が行われ、

後継もいないために昨年で終わるとの噂

・・・でしたが、まだ現存して営業中です。





















店内に入るも、ランチどきを過ぎた頃で、

誰もいなくて伝統の雰囲気を独り占め。





















食堂なので定食メインですが、呑めます。





















ということで、麦焼酎 お湯割り(450円)を。





















チビチビと何かツマミながら飲もうと思うも

ランチを取れなかったので定食の中から、

ロースとんかつ定食(1000円)をセレクト。





















天井の年季のある扇風機を眺めながら待ち、

ワンオペの二代目が届けてくれました。






















古典なお店にありがちな少し揚げすぎな

感じはご愛嬌で、無粋なことは言わず、

この空間を愉しみましょう。そうすると、

自身の仕事を終えたお父さんがテーブルに

着席してテレビを見ながらのほのぼのトーク。

流れで民生食堂のことを訊くと、ご自身も

実際には体験していないので、よく知らず、

看板もお金がないからそのまま、とのこと。

二代目は息子さんではなく甥ということで

その辺の事情に疎いのでしょうね。でもやはり、

「今年で終わりかなぁ」と呟いておりました。





















有意義な時間、空間を体験してお会計は1350円。

最後に、お店の外観を撮っていたらお見送りを

してくれたので、お願いして写真をパチリ。

誰か引き継いでくれないかなぁと思いながら、

行きとは違う路線の駅に向かってもう少し探索。